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扇風機とサーキュレーターの違い

違いがわからない「扇風機」と「サーキュレーター」。どちらも羽根が回ることで風を起こす仕組みになっている。 同じように見えるが、この2つには大きな違いが・・・。 自分に合ったものを選ぶために「扇風機」と「サーキュレーター」の違い、サーキュレーターとは、それぞれのメリット・デメリット、効果的な使い方について説明しよう。

サーキュレーターとは?

暑い日に大活躍する「扇風機」は、私たちにとって身近な家電製品。扇風機と聞けばすぐに形を思い出せるはず。 しかし、サーキュレーターとは何なのか知らない人が多いだろう。

ZEPEAL ゼピール サーキュレーター ブラック DKS-20A (これがサーキュレーター。見た目は扇風機のようだが・・・)

同じ仕組みのようでまったく違う扇風機、サーキュレーターとはどのような違いがあるのだろうか。 主な違いは「目的」。それぞれの目的が異なる。 扇風機は羽根で生み出した風が体に当たり、清涼感を与えるのが目的。一方、サーキュレーターとは高い風を生み出し、風の循環を作り出すことが目的になっている。 つまり、サーキュレーターとは体に直接当てるものではない。 同じ使い方をしてもまったく効果がないので要注意。違いをしっかり把握しておこう。

扇風機・サーキュレーターそれぞれのメリット・デメリット

自分の状況に合ったものを選ぶためにも、それぞれのメリット・デメリットをしっかり踏まえておかなければならない。 サーキュレーターとはどのようなメリットがあるのか、詳しくチェックしよう。 サーキュレーターのメリットは、「室内の空気が循環する」こと。循環させるために作られているので、強い風をまっすぐ送られる。 しかし、パワーが強い分「音がうるさい」というデメリットも。最近は音に配慮しているサーキュレーターも登場しているが、扇風機の音より大きくなってしまう。 音が気になる人はどのくらいの音がするのか、必ず確認してほしい。 一方、サーキュレーターとは違い、扇風機は「涼むことができる」ことがメリット。羽根によって発生する風が体に当たるととても涼しい。涼しさを感じたいのであれば、扇風機の方がおすすめだ。 けれども、注意すべき点が1つある。それは、風の当たりすぎは体へ悪影響を及ぼすこと。いくら涼しさが感じられるからと風の当たりすぎはNG。 また、サーキュレーターとは違い「遠くまで風を送れない」デメリットがある。サーキュレーターとはパワーが異なるのだ。パワー不足になるため、遠くにいる人には涼しさが感じられない。 以上のメリット・デメリットをしっかり踏まえてから自分に合ったものを選んでいこう。

それぞれを効果的に利用するためのポイント

なかなか聞くことのないサーキュレーターとは何なのか、扇風機との違いもわかった。そこで、次は「効果的な使い方」について説明しよう。 上手に活用するためにも、効果的な使い方をマスターしてほしい。 扇風機は、狭い部屋で使うと効果的。直接風を受けて涼みたい人には最適な家電になる。 しかし、サーキュレーターとは、部屋の中にある空気を循環させるためのもの。エアコン・暖房それぞれ使い方が異なるので注意しなければならない。

エアコンの場合はサーキュレーターの向きを床と平行にしよう。冷たい空気ほど下にたまるため、より冷たい空気を部屋中に循環させられる。 暖房の場合はサーキュレーターの向きを上にしよう。暖かい空気は軽くなるため上にたまる。よって、風を上に送ると部屋中に暖かい空気が循環するのだ。

冷房・暖房ともに効率を高めたい人は、サーキュレーターをぜひ使ってほしい。部屋を換気したいときにも大活躍すること間違いなし。 このように仕組みをきちんと把握しておけば、効果的な使い方ができる。 サーキュレーターとは何なのか、扇風機との違いやメリット・デメリットをしっかり把握して、自分の目的に合ったタイプを選ぼう。